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支援事例の紹介

休職期間6ヵ月、職場復帰を目指すAさんの場合

休職して自宅で過ごすうちに、もう一度同じ職場で仕事をする自信を無くし、不安と焦りが増えていきました。FIKAでは、自分のペースで1~2時間活動することから始め、徐々に2~3日であれば1日活動することが出来るようになっていきました。その後、担当スタッフさんと休職原因を振り返り、「人に仕事を任せられず、抱え込んで調子を崩す」思考と行動パターンを分析していきました。

グループセミナーでは、同じ悩みを持ったメンバーさんと交流することで孤独感が和らぎ、いつしか「一緒に頑張ろう」と前向きな気持ちが少しずつ湧いてきました。他者と関わることで、新しい価値感や仕事への向き合い方についての気付きも多くありました。
また、認知行動療法の1つであるSSTを通して、「自分の状況や頼み事を周りに伝える」練習を行いました。職場との面談でも自分の取り組みを上司に話し、「復職後3カ月は、週ミーティングでその時の業務量を伝える」約束をするなど、周囲の協力を得て復職することが出来ました。

復職後も、定期的にスタッフさんと面談をする時間があるので、仕事や人間関係、プライベートのことなど悩みを相談できるのも安心材料の一つになっています。

体調を崩し会社を退職。仕事のブランクが1年以上あるBさんの場合

前職で人間関係が上手くいかず、「再就職しても人間関係で悩むのでは・・・」と強い不安を感じていました。担当スタッフさんと一緒に前職で経験した出来事を振り返り自分の考え方のクセについて整理していきました。その中で、コラム法で気分の切り替える練習に取り組みました。

また、他のメンバーさんと一緒にチームを組み、前職で行っていた在庫管理やデータ集計の模擬業務を実施することで就職する前のリハビリ訓練になりました。
定期的にチームで打ち合わせをすることでコミュニケーションが生まれ、仕事をする感覚を思い出せたのも自信をつけるきっかけになりました。

この経験が、「案外、大丈夫だった」と言う成功体験に変わり不安を乗り越え、就職活動を開始することが出来ました。

一般就職を目指すため自信をつけていきたいCさんの場合

パソコン作業や事務作業など、色々な訓練を経験しましたが、慣れることが出来ませんでした。

スタッフさんと定期面談で「自分の得意・不得意」について整理して行くと、「ひょっとして職場環境の配慮を受けられれば就労を続けられるのでは?」と言うことに気付きました。
その後、「大きな音が苦手であること」「色んな人から声をかけられるとパニックになること」「パソコン作業にミスが少ないこと」「自分から質問をすることはできること」など自分の特性を整理していきました。

就職段階に入っていくと、スタッフさんと一緒にハローワークに赴き、自分の特性を説明しました。
その結果、自分の特性を理解してもらい障がい者雇用にチャレンジすることが出来ました。

引きこもりから、少しずつ外出できるようになったDさんの場合

高校卒業後、1人で外出することが怖くなり、自宅で過ごすことが多くなりました。
自宅に引きこもる生活が続きましたが、将来のことが不安になり「このままではいけない。」と思い始めたことで家族に相談することにしました。
そして、まずは自宅以外で過ごす場所としてFIKAを利用することに決めました。

最初は、夕方から家族と一緒に通所するところからスタートし、1時間ほどスタッフさんと好きなアニメや漫画の話をしたり、スクラッチアートをして過ごしました。
次第に1人で外に出ることができるようになり、スタッフさん以外の人とも話せるようになってきました。最近は、午後の早い時間に通所して、集団活動に取り組んでいます。
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